jerremyのブログ

ーービートルズ大好き人間ーー60年代、70年代ロックの事、落語や漫画の事などをつれづれなるままに

ゲットバック二度目を見て

さて、ディズニー+を解約する前にもう一度ちゃんと見ておこうとゲットバック見ましたです。ルーフトップコンサートの所は4回くらいは見たかな。
一回目は時間の無い中、早くルーフトップコンサートを見たくて(聴きたくて)あせっていたので、パート1は細切れに、スタッフとゴチャゴチャ相談しているシーンは飛ばしたりしながら見てしまいました。

少し余裕ができて二回目をじっくり見ると、パート1こそが貴重な部分ではないかと思うようになりました。
パート3で気分良く聴ける演奏は、アルバムにも入っている演奏に近くだいたいできあがっている。
でもパート1での出だし、まだ歌詞も全部はできていなくて、それぞれの頭の中のアイディアを持ち寄っている段階の、画家なら線描き、スケッチみたいな所。
それがだんだんこうやったら、ああやったら、と演奏しては没にしていく所を見られたというのは本当に面白かった。
きっと本人にとってはお化粧をしている途中の顔を見られるみたいでイヤなものだったと思いますが。
ポールが「全部撮られているんじゃ集中できない!」と苛立っていましたよね。
雑談をしている中に出てきたフレーズが「ああ、これが歌詞になって行ったのか」というのもあったし。

GetBackの曲のまだ歌詞もできていない種の状態、ポールが曲の発想をギターをかき鳴らしながら作っていく。ジョージが最初に「それはいいね」と言ってセッションを始めた。
だからあれはクレジットがLennonn&McCartnyになっているけどMcCartney&Harrisonにするべきじゃないの?

パート2以降は
リンゴの撮っているビデオ、SONYのロゴを指さすリンゴ(笑)
For you blue 「悪いピアノの音が欲しい」とジョージが言うのでマルさん達がピアノに布を挟んだりして。
好きな曲ですが、あの奇妙な音の感じはどうやって作られたかがわかっておもしろい。

GetBackのギターソロの部分はジョンが弾いていたのも発見でした。
お巡りさんが屋上にも出てきて、ビートルズメンバーが横目で見ながら演奏する。ポールもジョンもなんか楽しそう。からかうような歌詞を歌ったりして。
あのお巡りさんに現在インタビューしてほしい。今では良き思い出になっているのでは?

でもRoofTopの映像を見ていると、あのライブの姿を観客の前でもっと何度も見せて欲しかったな、と思って涙ぐんでしまった。